はじめて、ニューヨークに行った時はいつだったかしら?
つま先から伝わる、街のエネルギー!
革新を生む情熱の香りが肌にふれました。
その後、私は2年半、New Yorkに住みました

誰もが愛するNew York!
『Bond Street』の柔らかい青い蝋燭のBar!
ある秋の夜、ソファーで瞼を閉じていたら
突然、
何十年も前のノスタルジックなニューヨークの街にタイムスリップ!

いつの時代も魅力的なNew York、
私のイメージと共に曲を紹介していきます。

1.「Two for the road」

すれ違う人も少ないセントラルパークの冬
10年前、貴方から買ってもらったコート
『思い出』と「未來」話しながら2人で歩く路
今夜は5番街で二人が出逢ったレストランで
1967年オードリーヘップバーン主演映画『いつも二人で』から

2.「Sway」

零時スタートの晩餐会へ急いで車を走らせる。
バックミラーに映る紅い口紅とマンハッタンの夜景。
テラコッタ敷き回廊を進みシルクのドレスの裾を踏みながらエントランスへ。
アラブ人二人のお出迎え
アコースティックギターが素敵な夜を約束してくれます

3.「Les enfants s'ennuient le dimanche」

63丁目マジソンとパークの間、独特の柔らかいライトに誘われる静かに時を重ねてきたBarへ。
ボヘミアングラスに映る潤んだ瞳!
サックスの優しい音が、身体も心もあたためてくれます。

私の愛する曲をアルド・ロマーノの感じで
シャルル・トレネの名曲

4.「It had better be tonight」

”時間”と”あなた”の前では嘘はつけない。
上質のワインのように時に鍛えられて魅力を深めるペントハウス
宝石のようなマンハッタンを見下ろしながらゆれる身体。
まだ、午前2時を過ぎたばかり

1963年映画『ピンクの豹』より

5.「Viva la vida」

自分がアートの一部だと感じる
チェルシーのモダンなギャラリー
ゆっくりと流れる時間の中
ハドソンリバーに太陽のひかりが柔らかく
踊る夏の午後

コールドプレイの代表曲をボサノバで

6.「These foolish things」

官能的なブロードウェイに酔いしれたまま薄暗いクラシックなホテルへ
どこからともなく聴こえるピアノの音、心地良い夜。
氷の溶ける音が二人の空間を癒す

明日はアンティークな旅へ出掛けよう

7.「Light my fire」

嘘と秘密が交錯する夜タクシーをつかまえ、夜のBoweryを走る。
時を越えたお洒落なニューヨーカーたちが集まるClubへ。
白い煙であなたの顔も心もみえない

ドアーズ1967年の曲

8.「A Felicidade」

ギターの音に誘われてCranberry StreetからCAFEへ
南米からきたミュージシャン二人
ここは夜のブルックリンハイツ
マンハッタンの摩天楼が2人を包みます

アントニオ・カルロスジョビンの名曲 映画『黒いオルフェ』から

9.「Love potion No.9」

土曜の夜、ダウンタウンの古くそしてダイナミックなライブハウスへ
チャイナタウンでたまたま見つけた香水No.9をつけて。
謎を解き明かすこの時間

10.「Only You」

86丁目 8THアベニュー
おもい扉をあけると何か懐かしいような気持ちを私たちに起こさせる古いBAR
孤独を楽しむランプがトランペットの音に心を奪われています。
私もです。
今夜、あなたに一曲

11. 「Time to say goodbye」

メトロポリタンでオペラを観たあと、気高い光輝と奥深い陰影が交錯するスタイリッシュなお店へ。
幻想的なまでに美しい噴水。
心、人生、二人の旅立ちを祝ってノーブルな12月の夜

コン・テ・パルティロとサラブライトマンの名曲を